広告代理店側にいると、どんどん遅れていく。

広告代理店側にいると、どんどん遅れていく。

 

前からよく聞くことだけど、

ここ最近の案件の経験から、特に強く感じている。

 

何に遅れるかっていうと、システム、ツール

 

もっというと、クラウドベースのツール

 

最近MAの話を聞かない日はないけど、

一体、代理店にいる人間の何割がMAを使ったことがあるだろうか。

いや、そもそも1割ぐらいの人はMAが何かすら知らないのでは?

 

クラウドベースのツールは、サーバーからBI、DMPと連携するDWH、メールツールなど、いくつもあるけど、それらによって、できる施策やオペレーションそのもの、が大きく変わりつつある。事業者側はそれらを必死に取り入れて変えていこうとしている。

 

それらはクライアントのビジネスオペレーション、体制、そして広告に関わるすべてのこと(出稿、計測、分析、プラン)、すべてに少なからぬ影響を及ぼす。

 

クラウドベースのツールは何せ安い。今まではシステムインフラは一部の大手システムベンダーしかサービス提供できなかったが、SaaSレベルになると単一機能だけのツールを提供し、その製品だけで会社として成立している企業が多い。

 

これらの導入障壁の低いツールを試行錯誤しながらアプライしていく事業者側に対して、代理店が何かできることなどあるのだろうか。

 

おそらく、システム、ツール、など、およそ仕組み化できるものはすべて代理店は絡まなくなるのではないか。

もちろんそこには、分析、プラン、出稿、計測 も一通り含まれる。

ツールの機能でカバーされてしまうのだから。

 

その中で残りうるものは、やっぱりクリエイティブ だけ、ということだろう。

 

じゃあそのクリエイティブ をどこに発注するのか。

 

代理店にはたしかにノウハウはあるだろう。

けど、図体がでかい分、コスト優位性はないだろう。

となると個人ブティックや少人数の元代理店のCRがやっているような会社、が引き合いが増えるんじゃないでしょうか。

 

さて自分は何をどうしようか