社会人の2つの道

社会に出て人が進む道は、大きく2つに分けられると思う。

 

ひとつは、

周囲に合わせて、合わせて、

スタート地点で自分が胸に秘めていた熱 を削りながら進む道。

 

もうひとつは、

どこかの地点で、自分の熱を公開して、その熱を加熱・増大させていく道。

 

無意識に前者の道を進む人は、ある意味で幸せ者かもしれない。

そもそも自分の中の熱の存在を意識していなければ、

それが削られる感覚もなく、そのまま過ごせるから。

 

ただ、少なからぬ人が、途中で気づく。

そういえば、忘れてた。

無意識に、見ないふりをしてた。

昔はそんなこと言ってたっけ。

若かったなあ。社会のことをなんにも知らないで、イキってたなあ。

 

そこで、その気持ちに蓋をして、さよならまたね、をするか。

それとも、その気持ちと今一度向き合ってみるか。

 

真摯に向き合った人は、やがて開き直るときがくる。

もうどうにでもなれ、好きなことをやってやる。