機械的なアリガトウ

ありがとう

 

って、機械的に、儀礼的に言う事が、よくある。

 

というか、日常のありがとうは、ほとんどそうしている。

 

けど、それはもったいない、というか、意味がない。

 

人間は言葉そのものを受け取るのではなく、

どういう気持ちで発しているか、を感じ取るもの。

 

別に悪意があるわけではない。

ただ、いつの間にか機械的に言うようになってしまった。

 

じゃあ、

相手の行動に思いをはせて、それから、ありがとう、 って言おう。

 

たとえば、資料を自分のところに運んで来てくれた人がいる、

その人が運んでくる作業のことを一瞬思い浮かべて、

その行動に対して、ありがとう、と言う。

 

配達の人に資料を送ってもらう、

これからやってもらうその行動に対して、ありがとう、と言う。

 

会議で何人か(あるいは誰か一人)に集まってもらう、

その集まってくれた、時間をくれたことに対して、心の中で、ありがとう、と言う。

 

相手の行動に思いを馳せて、有り難い ことを感じる。

 

そうやって、心を積極的に駆使していくことで、

もっと日常の彩りが増すと思う。