不調和も楽しむ、という在り方。
オフィス内を歩くときには、いつも自分の姿勢や目線を落とす先が気になる。
歩きながら、どこを見て歩くか、を意識して、
基本的には、遠くを見たりして、誰とも目が合わないようにする。
周りの人を見ていても、そういう人は割と多いと思う。
けど、自分として、気持ち良いものではないし、
もっと楽に、自然体でいけるならそうしたいと思う。
じゃあなぜ、他者と目を合わせることを避けているのか、
何を恐れているのか。
それは、知らない人と目が合うことで、
お互いに気まずさ、を感じること を恐れているのだ。
こうして言葉に書いてみると、なんだそんなことか、という程度のもので、
たしかに、気まずい感じや、コミュニケーションの不調和、というのは、
良い気分はしないが、そんなに恐れるものでもない。
そもそも、すべてのコミュニケーションが円滑に行われるべきだ、
という前提を置きがちだけど、
そんなのは全くの間違い。
気まずさや、うまくいかない感じ、は出てきて当たり前。
逆にそれを楽しむぐらいの余裕を持つべきなんじゃないか。
●だから、他者とのコミュニケーションが発生して、そこで何か不調和が生じるとして、「はいはい、この感じね、いい感じに不調和だね」と、それを楽しむという懐の深さを身に付けたい。
そうすれば、何も恐れず、むしろ楽しく、オフィスを歩き回れるだろう。