就職における企業ブランドの怖さ

気付けば企業ブランドに目がくらんでいる。

有名なアルファベットのITサービス企業、コンサル企業、

老舗の日本の大企業、外資の大企業、

 

どうせならそういう会社に入りたい。

あー、あの会社ね、 って他の人にすぐに理解してもらえる。

 

なんて考えは、誰でも持ったことがあると思う。

 

そういう会社に就職する知人がいたら、

まずこう思う、

 あれ、ブランドに惹かれちゃったのかな・・?

 

もちろん、やりたい事や社風、その他条件を吟味して、

ちゃんとフィットすると判断して入社しているとは思うけど、

その中で、ブランド が占めている割合がどれぐらいなのか、が気がかりになる。

 

他人が作ったブランドに目がくらんでないか?

他人が作ったブランドに寄りかかるなんて、本当にそれでいいのか?

死ぬときに気づくのでは遅い。

他人が作ったブランドに取り込まれて、そこに人生を捧げてしまったな、と。

 

もちろん、有名企業で働くことが一概に悪いということではない。

良い働き方をしている人もたくさんいる。

 

有名企業であれ、無名企業であれ、

良い働きかたをしている人に共通するのは、

常に「自分という個」がしっかり存在しているということ。

 

つまり、企業ブランドに依存することもなければ、陶酔することもない、

まず「自分」という存在が立っていて、

有名であれ、無名であれ、その企業を最大限活用する、という視点で取り組んでいる。

そして、そこで「自分」が世の中に何かを生み出している。

 

いつの間にか企業ブランドに陶酔していた、なんてことが無いように、

まず起点となる「自分」をちゃんと見つめよう。