不器用だからこそ
不器用な人っていうのは、
あっちこっち向いて、ちょっとだけ手を出して、
結局どこにも進んでいない、
同じ場所で足踏みしてるだけ。
それが何年、何十年と続く。
だから、まずは、
登る山 が必要。
その山は、どうやって選ぶか。
高すぎても低すぎてもいけない。
なんとかぎりぎり、3年で登ろう、3年でたどり着きたい、と思える山がいい。
ぎりぎりの達成ラインが一番力を発揮できる。
みんなが登ってる山も良くない。
なるべく誰も登っていない、自分ならではの山を選ぶ。
みんなと違う山に登る方がエクスタシーを得られる。
登る山を決めたら、
山頂に到達するための地図が必要。
3年を、まず1年×3回に砕く。
1年目:種まき、2年目:水やり、3年目:収穫 として、
さらに1年を、3か月×4回 に砕く。
地図を書いたら、
登りながら、毎日現在地を確かめるためのGPSが必要。
ここが重要で、不器用な人間は、
放っておくと足踏みや堂々巡りしかしない。
山頂に向けて、前に進むことをしない。
しっかり前に進めるアクションは何なのか。
そのアクションをちゃんと実行できたか。
このPDCを回し続けることが最大のポイント。
不器用な人間は、
登るべき山をちゃんと選んで、
地図を書いて、
歩みをチェックして、
ということを、意識してやっていく必要がある。
同時に、不器用だからこそ、
一見登れなそうな山も、現実性なんか気にせず、
愚直に挑戦して登り切ってしまう資質がある。