TOEIC920点というのは

ちょっと前のTOEICで920点をとりました。

 

6,7年前に受けたときは800点で、それ以来、久しぶりに受けました。

いつかは900点超えたいなと思っていたので、ちょっと驚く&嬉しく思いました。

 

TOEICに向けた勉強というのは、1週間前に問題集で問題形式を予習した程度で、基本的には、仕事で4年近く使っていたのが何よりも大きかったです。
(同時に英会話行ったり、オンライン英会話やったり、家庭教師行ったりもしましたが)

 

ただ、一番思ったのは、900点超えてても、

こんなに英語できないんだなあ、ということ。

 

もちろん、同じ点数でも、

帰国子女の人や、スピーキング・ヒヤリングに長けている人もいると思います。
(周りにもいます)

たとえばそういう人は、海外のホテルを予約しようと思ったら、直接ホテルに電話して、きちんとやりとりして予約ができたりする。

自分もできなくはないだろうと思うけど、そもそもホテル予約というシーンになれていないと、自分が想定していない単語が出てきたときにまず聞き取れない。

さらにはネイティブ以外の言語圏の場合はより聞き取りが難しくなる。

 

ということで、920点というのは本当にスタート地点でしかなくて、

基礎の基礎をやったに過ぎないので、

ここからは、シチュエーションや話題ごとの対応力を身に付けることが、重要なんじゃないか、と思ってます。

 

これによって、ある程度、会話の内容ごとによく出てくる単語や言い回しを無意識に予測できるようになって、スムーズな対話ができるようになるのではないかと。

 

英会話スクールがシチュエーションごとのレッスンをよくやっていて、

そういうトレーニングが効くんじゃないかなと思ったりもしますが、

個人的には、あのシチュエーションレッスンは苦手です。

 

ロールプレイングは本当に難しい。

シチュエーションをイメージして、そこでの対話を演じる、というのは、

どうしても本気になれない。

本気になれないと、自分の言いたい事を自分の言葉として発することもできないし、必死に相手の言ってることを聞き取ろうとも思えなくなる。

 

つまり、スカスカのやり取りになってしまう。

 

だったら、無理にシチュエーションなんて設定せずに、

ひたすら自分の興味関心のあることを、おしゃべりした方がいいと思う。

 

まずはそこから埋めていった方が、吸収が早いはずだ。

 

ということで、そういうスタイルの英語サービスを受けてみようと思います。